Darden MBA留学記

MBA留学生活と金融関連について発信します。

1年目振り返り②~オリエンテーション~

今回は振り返りの第二弾ということで、オリエンテーションについて振り返ってみたいと思います。Term 1についても書く予定でしたが、思ったよりオリエンテーションが長くなったため、2回に分けたいと思います。

 Dardenでは8月20日前後からプログラムがスタートします。この時期にDarden 1年目の生活の大きな部分を占めるセクションやラーニングチームが発表されます。

セクションとは所謂クラスのことで、320人の学生を5クラスに分けます。Dardenでは1年目のプログラムの大層が必修科目で、同じセクションの仲間と共に、授業を受けます。また、1年目の期間全体をかけて行われる球技大会Darden Cupもセクション対抗で行われるため、非常に多くのそして濃密な時間を共有します。

ラーニングチーム(以下、LT)とは、授業の準備を行うために集まるグループです。Dardenではご存じの通り、Case Methodを採用しており、授業中はそのCaseについてのディスカッションがほとんどなので、準備が非常に重要となります。(逆に準備をしていないと、ほとんど発言出来ない。。。)LTは各セクションから1~2名ずつ選ばれ、国籍や職歴性別がある程度バラバラになるように構成されております。私のLTも、米、中国、仏、印、日本、職歴も教師、コンサルタント、ヘルスケア、金融、と良い感じにばらけております。LTの運営は学生の自主性に任されておりますが、大抵のLTは授業の前日に集まり予習をするという形をとっております。ということで、LTの仲間もほぼ毎日顔を合わせることから、絆も非常に深くなります。

International Studentには通常のオリエンテーションに加えて、学校生活や就職活動、ネットワーキング、ビザ関係、等々、Additionalなプログラムが準備されており、学校側の手厚い配慮がうかがえます。

又、この時期に希望者全員で1泊2日でキャンプに行くイベントもあります。自分は家族の来米と重なったため、不参加でしたが、参加した人に言わせると一晩中騒ぎ、非常にCrazyな夜だったそうです。

オリエンテーションで一番印象に残っていることは、International Studentのみで行われた授業についてです。Samsungに関するCaseで、グローバルな組織とは何か?グローバルに成功するためには何が必要か?等々、についてディスカッションしましたが、この様なContextで出るのがSamsungということに現在の日本企業の置かれている立場を感じた気がします。いつの日かこの様な形で日本企業がCaseとして出てくるためには何が必要か、日本企業がグローバルでプレゼンスを向上するにほどうすべきか、また、それに自分自身何をすべきなのかということを考えさせられる良い機会だっと思います。

ということで、次はTerm1について書きたいと思います。